サブのスマホを新しくしたら,かつて自分がBASIC!で作成した直通アプリが,Google Playで表示されなくなっていました.どうやら更新をさぼっていた結果,Googleのポリシーに反してしまっていたらしいです.
実は今までも同様のことはあり,姑息的にTarget SDK(APIレベル)だけ変更して更新していました.その際に用いていたのがApk Icon Editorというもの.信頼できるかはともかく,アイコンの変更の他にTarget SDKの変更も簡単に出来るので重宝していました.
https://qwertycube.com/apk-icon-editor/
しかし今回はこれでパッケージしたapkで更新しようとした所,APK の署名に使用されている証明書のフィンガープリントが異なる,とかなんとかで,はじかれてしまいました.えーと,どういうこと?
アプリの更新ができない
どうやらPlay Console,2021年8月から署名が必須になったようです.keystoreとかいうものです.アプリ鍵?アップロード鍵?そこら辺は良く分かっていませんが,とにかく今まで無視していたアプリに関する署名,これを「前回と同じ」にしないと更新できない様です.そしてもちろん,無視していたぐらいだから今までの署名がどこにあるのか分かりません.既存のアプリを更新する作業はこうして詰みました.
Basicアプリをbundle形式にする
ということで大人しく,新たなアプリとして登録することにしました.しかしここでさらに問題.どうやらapk単体のアップロードも,これまた2021年8月より出来なくなったようです.Bundle(バンドル)という形に整えないといけないとのこと.これは,apkと署名が一体化したものと理解してますが,違うかも知れません.そしてこの作業は,残念ながら今までのQuick APKでは行えません.この作者のmougino氏のホームページに飛ぶと,その他にもツールがあるようですが,うまく扱えませんでした.
http://mougino.free.fr/rfo-basic/
そこでまず,Android Studioを用いて,作成したapkと新しく作成した署名を統合してbundleを作成しようと試みました.しかし出来ません.apkが,android studio内でうまくほぐれなかった(デコンパイルされなかった)様な気がしたので,再びRFO-BASICのTaptalk(ネット掲示板)で質問してみました.そして返ってきた答えは,「OliBasciでなくhBasicのコンパイラ使え」でした.
https://humpty.firstcloudit.com/promotes/rfo-basic/hbasic/hbasic.html
公式Basic!の後継として,OliBasicとhBasicがあります.自分は音声ファイルを使いたかったのでOliBasicを使っていましたが,なんとhBasicにはbundle(aabファイル)を作る機能が備わっているのです!APIも自動で設定してくれます.
これでaabファイルを作ってアップロード,無事に再掲載することが出来ました.
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